平成28年度、佐賀大学美術館に寄贈いただいた作品と資料の一部による新収蔵品展です。
緒方敏雄(彫刻)と久富邦夫(洋画)は佐賀大学開学当初からの美術を教え、「特美」の礎を築きました。その下からは多くの教え子が巣立っています。
二人とも当初は、戦後の一時期併存していた官立佐賀師範学校を兼任していました。その師範学校で在学中に終戦を迎えたのが、唐津出身の洋画家・楢崎重視です。
昨年度、緒方敏夫の女性像3体と、久富邦夫の在京時代からの絵画及び大学に関する資料をそれぞれのご家族から、また、楢崎重視の絵画14点については作家ご本人から大学美術館及び医学部、附属学校園に対してご寄贈いただきました。
本展では、その中から作品と資料合わせて約20点を展示し、同時に、佐賀大学の前身の一つである「官立佐賀師範学校」についても紹介します。
2017年6月16日~2017年7月16日
10:00~17:00
月曜(※祝日の場合は翌日休館)
佐賀大学美術館1階(ギャラリー2・3)
無料
佐賀大学美術館
会期中の毎週木曜日は担当学芸員が15分程のワンポイント解説を行います。無料・予約不要です。お気軽にお越しください。
日 程:会期中毎週木曜日 12:35~12:50(6月22、29日、7月6、13日)
場 所:美術館1階
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