競技について

何を競うの?

「高さ」「時間」「距離」ではなく、「高さによって吹いている向きが異なる風に乗り、どれだけ狙い通りに目的地(ターゲット)に近づけるか」という「正確な操縦技術」を競うのがバルーンの競技です。
パイロットは、上空からターゲットを目掛けてマーカーを投下します。ターゲットの中心とマーカーとの距離を測り、その距離が近いほど得点は高くなります。
例えば、上空の西風で東に移動した後、降下して地上近くの北風に乗る場合、同じ風に乗っても降下のタイミングでターゲットとの位置が変わります。

競技イメージ

※マーカー:長さ180cm幅10cmのナイロン布・70gの重り

タスクとは?

バルーンの競技では、競技のことを「タスク」といいます。タスクは約20種類ほどありますが、基本ルールは次のようなものです。1回のフライトで、複数のタスクを実施することもあります。

  • 定められた目的地に向かって飛行する。(自分で定める場合もある)
  • 目的地に設置されたターゲットを狙ってマーカーを投下する。
  • 定められた時間内に、離陸、マーカー投下、着陸をする。

代表的なタスク

  • ジャッジ・ディクレアード・ゴール(JDG)
    競技本部が指定したターゲットを目指す競技。
  • フライ・イン(FIN)
    競技本部が指定した1ヵ所のターゲットを目指す競技。パイロットは、一定以上離れた離陸地を自分で設定する。
  • ヘア・アンド・ハウンズ(HNH)
    ヘア(うさぎ)役の気球が飛び立った後を追跡し、着陸したヘア気球が作ったターゲットを目指す競技。
佐賀バルーンミュージアム
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