令和7年度年度一般社団法人佐賀市観光協会定時総会が開催されましたので会員の皆様へ報告します。
令和7年6月24日(火) 15時00分~17時00分
グランデはがくれ 2階 フラワーホールA・B(佐賀市天神二丁目1-36)
出席会員 81名、委任状提出会員 203名 合計284名
会員数380名に対し、過半数を満たし総会は成立。
出席役員数16名
・第1号議案 令和6年度事業報告
・第2号議案 令和6年度収支決算報告及び監査報告
・第3号議案 理事の改選(役員名簿はコチラ ⇒ PDF)
(1) 令和7年度 事業計画
(2) 令和7年度 収支予算
(3) 新規加入会員の報告について
(4) 事務局体制について
【意見1】
ふるさと納税の寄附が、令和6年度は前年比77%に止まった理由は色々あると思う。
市の業務を一手に引き受けられ、成果が上がったことは良しとしながらも前年割れは人件費等にも影響すると思う。
上峰町、みやき町まではいかなくとも唐津市、伊万里市と比べ、佐賀市のポテンシャルは、倍くらいあると考える。
取扱業者として、返礼品拡大や地場産業の育成のため、業務改善や市に望む事をぜひ発信して欲しい。
(回答1)
ふるさと納税は、佐賀市にとっても、佐賀市観光協会にとっても、大きな収益事業です。
寄附額の増減は、当協会の運営に直結しているため、是が非でも寄附額を上げていく必要があります。
令和6年度の寄附額が、前年割れという結果を踏まえ、今年度、市と連携しながら取り組んでいることを、2点報告いたします。
① 寄附額の引き下げ
佐賀県内は、【共通返礼品】が多いことから、県内自治体で同一・類似商品の価格競争が発生しています。
そのため、経費内容を見直し、捻出した予算をそのまま寄附額に還元することとしました。
各ポータルサイトでのキャンペーンやイベントに合わせて、随時寄附額の引き下げを行っています。
② 仕入れ額の交渉
現在の返礼品額については、事業者支援を前提としていること、また何か返礼品に不備等があった場合の再送対応(品代、送料含む。)を事業者負担で行っているため、仕入れ額については、事業者が赤字にならない額で設定を行っています。
佐賀市では、健全な運営を行うために、事業者に対し、一般価格との乖離がないか、在庫・提供数は無理がないか、など細かく確認するようにしています。
その点をふまえ、事業者からの提案価格をもとに、寄附額を決定するというフローになっております。
今年度は、寄附額と返礼品額の一覧表を作成し、事業者自身が仕入れ額と寄附額を検討できるような環境づくりを行っていく予定です。
また、取組の方向性をしっかり定めるため、週に1回、佐賀市との打ち合わせの場を設け、様々な意見を出し合いながら、寄附額を上げていく施策を行っております。
【意見2】
議案書は、事業の成果として、参加人数や前年比が記載され、理解しやすい。
更に売上や経費についても記載されると分かり易く参考になる。可能な範囲で表示して欲しい。
(回答2)
会員の皆さまが、よりわかりやすいような資料作成を心掛けたいと考えているため、来年度からの議案書については、可能な限り経費などを記載していきたいと思います。
【意見3】
総会の参加者が少ないように思う。色々と努力されていると思うが、どういう動員活動をされたのか教えて欲しい。
(回答3)
昨年の総会時にも、同様の意見をいただいております。
その際には、総会開催の日時・場所を早めに決定し、会員の皆さまに案内することで、スケジュール確保がしやすいように努める、と回答いたしました。
今回、約2ケ月前に事前案内し、日程を確保していただけた会員さまが多かったのではないかとか考えております。
また、参加しやすい環境を整えるということでは、オンラインツールを活用しての開催も考えられますので、今後実施要件など情報収集に努めたいと思います。
【意見4】
役員の協会事業への参加率、また観光協会に対しての貢献はどのようになっているのか。
(回答4)
当協会においては、年3回の三役会と理事会、そして年1回の総会を実施しておりますが、役員の方々にはその都度日程調整をいただき可能な限り出席いただいております。
役員の出席率は、令和6年度、令和5年度ともに76.2%となっております。
役員の方々には、理事会をはじめ様々な場面でご意見、ご提案等を頂戴し、当協会の運営にご支援、ご協力をいただいております。
【意見5】
佐賀県観光連盟や他団体との連携はどのようになっているのか。
(回答5)
佐賀県観光連盟が主催する研修会、商談会等に参加し、観光情報の収集と旅行会社等への商談機会をいただいております。
また、佐賀県観光連盟が実施する各種キャンペーンにおいて、当協会のSAGA MADOと連携し、実施されるものもございます。
その他の団体として、九州主要都市観光協会連絡協議会や九州・沖縄地区コンベンション推進団体連絡会、そして 環有明海観光連合など九州各都市の観光協会等で組織する団体に所属しており、各都市の観光協会と情報共有、意見交換等を行いながら、当協会の事業運営に活かしております。
【意見6】
MICEの経済効果をひろげ、開催情報の共有を行うべき。MICEに関する勉強会を実施すべきではないか。
(回答6)
SAGAアリーナの開業(2023年5月13日)によって、これまで佐賀県では開催できなかった各種大規模イベントが開催できるようになり、MICEの誘致を促進しやすい環境になったと認識しております。
佐賀県においては、昨年10月に「さがMICE商店」を立ち上げられ、SAGAアリーナで開催されるイベントの情報共有やMICEに関する勉強会などを実施されています。
当協会も「さがMICE商店」の研修会に参加しておりますが、「さがMICE商店」に登録された方には、SAGAアリーナで開催されるイベント情報や勉強会の情報等が提供されるため、興味がある方には登録されることをおすすめしております。
当協会においても、九州・沖縄地区コンベンション推進団体連絡会等で情報収集につとめ、佐賀県・佐賀市と連携しながらMICEの誘致に取り組んでいきたいと考えております。
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