明治期に体系的な西洋建築を日本で初めて学び、官・民それぞれの立場から近代日本を象徴する数々の建築を手掛けた辰野金吾と曽禰達蔵。辰野は、東京駅や日本銀行本店など、近代日本の「社会」の基盤となる数々の建物を設計しました。また、曽禰は三菱社に入り、日本「経済」の中心地となる、当時「一丁倫敦」と呼ばれた丸の内オフィス街を築きました。一方、時代は下り、昭和の名建築を数多く設計し、文化勲章を受章するなど建築界に大きな足跡を残した村野藤吾。かれは激動の昭和期、日生劇場(日本生命日比谷ビル)に代表されるような、日本人の生活の「豊かさ」や「文化」を拓く数多くの建築を手掛けました。
明治・大正・昭和の各時代を通じて日本の建築界をリードしたこの3人の建築家は、いずれも佐賀県唐津市出身です。
本展覧会では、日本の「社会」・「経済」・「文化」の発展を建築の世界から支えたこの3人の建築家の偉業や志、建築作品の魅力に、豊富な資料とアートの視点で迫ります。
2022年9月6日~2022年10月27日
9:30~18:00(17:30最終入場)
※休館日は7月25日(月曜日)、8月1日(月曜日)、8日(月曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、29日(月曜日)
佐賀県立博物館館(2号展示室・3号展示室)
佐賀市城内1-15-23
【観覧料】
一般600円
割引観覧料500円
※高校生以下、障害者手帳又は指定難病医療受給者証をお持ちの方とその介助者1名は無料
※学生、20人以上の団体、博美メール会員等は割引観覧料
【主催】
佐賀県(文化・観光局文化課、佐賀県立博物館)
【問合わせ先】
文化課 TEL:0952-25-7236
https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2022/08/003986.html
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