「名君」と言われる10代佐賀藩主鍋島直正公は、長女貢姫(みつひめ)と13年間にわたり手紙を交わし続けるなど家族想いの殿様でした。
愛娘に送った手紙196通をまとめた資料集『愛娘への手紙』の出版記念展として開催する本展では、その中から19通をすべて現代語訳つきで親しみやすく紹介します。
このほか、佐賀城大奥を束ねた瀧村(直正公の側室・11代直大公の生母)の小袖を初公開するほか、重箱(貢姫の婚礼調度)、葵紋付き銀製銚子(直正公正室の婚礼調度)などもご覧いただけます。
大切な人を想うこと、想いを言葉にすることの大切さに気づくことができる展覧会です。
2020年11月24日~2021年1月23日
【開館時間】
9:30~16:00
※日曜・祝日休館
※年末年始(12月27日~1月3日)は休館
徴古館
佐賀市松原2丁目5-22
【入館料】300円(小学生以下無料)
公益財団法人鍋島報效会 電話:0952-23-4200
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