肥前刀の刀工の祖である初代肥前国忠吉(ただよし)の墓が、真宗本願寺派の真覚寺にあります。初代忠吉は元亀3年(1572年)、高木瀬村長瀬に生まれ、初め橋本新左衛門といいました。慶長元年(1596年)に上京して、埋忠明寿(うめただみょうじゅ)の門に入り刀工としての技を磨き、慶長3年(1598年)に帰国して佐賀城下町(現長瀬町)に居を構え、佐賀藩おかかえの刀工となりました。元和10年(1624年)に再度上京して武蔵大掾を受領し、後に名を忠広と改めました。本県の刀剣史上その功績は大変大きいものがあります。
所在地 | 840-0844 佐賀市伊勢町6-22 真覚寺 |
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TEL | 0952-40-7368 |
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