佐賀市の伝統工芸品

佐賀錦

金、銀、漆を貼った和紙を経糸(たていと)、絹を染色したものを緯糸(よこいと)として丹念に織り上げた工芸品。すべてが手織りで行われる非常に根気のいる手仕事で、1日わずかしか織り進むことができません。素朴であたたかい中にも絢爛豪華で気品のある美しさがあり、日本の美術工芸品の白眉と称されています。

佐賀錦の作品は「佐賀市歴史民俗館」の旧福田家で展示販売されており、その制作風景の見学や、手織り体験もできます。

 

佐賀錦振興協議会

佐賀市松原四丁目3番15号 佐賀市歴史民俗館 旧福田家内 TEL:0952-22-4477

URL:https://saganishiki.wixsite.com/council

鍋島緞通

約340年前、古賀清右衛門が中国から緞通(だんつう)の技術を習得して織ったのが、日本最古の錦緞通といわれる鍋島緞通です。その製品は精巧で雅趣に富んでいたことから、当時の佐賀藩はその生産を奨励し、御用品として一般への販売を禁じましたが、明治以降その禁が解かれ、世間に流通するようになりました。

 

 株式会社鍋島緞通吉島家

佐賀市赤松町1-28 TEL:0952-24-0778

 URL:http://www.nabeshimadantsu.jp/

肥前名尾和紙

300年の歴史を持つ名尾和紙は佐賀県重要無形文化財。今では継承する工房はただ一つ。一般的な「こうぞ」の原種である「梶」を使った手漉き和紙は丈夫で、博多どんたくや山笠等の提灯にも使われており、照明を通すと何とも言えない温かい空間を作ります。工房は静かな山里にあり、築200年の自宅を改装したギャラリーも楽しめます。

 

肥前名尾和紙

佐賀市大和町名尾4754 TEL:0952-63-0334

URL:http://www.naowashi.com/

 

 

肥前びーどろ

その起源は、幕末佐賀藩の理化学研究所「精錬方」で研究に使われていたガラス容器に始まる。高温のガラスを空中で一気に細く伸ばす「ジャッパン吹き」と呼ばれる独自の技法は国内で唯一守り続けられている幻の技。その繊細な美しさにひととき酔いしれます。

 

肥前びーどろ 副島硝子工業株式会社

佐賀市道祖元町106 TEL:0952-24-4211

URL:http://www.hizen-vidro.co.jp/

諸富家具

佐賀の家具産地「諸富」は有田焼と並び佐賀県の二大地場産業として認知されています。木の良さを活かした機能性、またデザイン性も高く、たくさんの支持を得ています。家具作りを通して豊かな生活空間を提案します。

諸富家具振興協同組合

佐賀市諸富町為重529-5 TEL:0952-47-5097

URL:http://morodomikagu.or.jp/

飛鳥工房

佐賀市諸富町大字徳富112-4 TEL:0952-47-5697

URL:http://asukakoubou.com/

有限会社平田椅子製作所

佐賀市諸富町大字徳富118-2 TEL:0952-47-6534

URL: http://www.hiratachair.co.jp/

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