2022佐賀インターナショナルバルーンフェスタフォトコンテスト入賞作品

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総 評

2022佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、3年ぶりに観客を迎えて11月2日から6日までの5日間、佐賀市の嘉瀬川河川敷をメイン会場に開かれました。期間中はおよそ84万9千人が来場してにぎわいました。フォトコンテストも3年ぶりの開催となり、県内外から128人、293点と多数の作品が寄せられました。

天候に恵まれて写真を撮影する条件が良く、青空に映えるバルーンや夜間係留、列車を絡めた構図など色とりどりの作品がそろい、賞を選ぶのにもひと苦労しました。 バルーンの写真はバルーンの動きや天候、人出などさまざまな要素が刻々と変わるので、撮影するのは大変だと思います。そんな作品の中から、撮影者の意図を感じる写真を選びました。

グランプリは、朝焼けに飛び立つバルーンとくっきりとした青空、雲との構成で幻想的な美しい写真でした。バルーンもロングで引いて見せたり、アップで迫力を出したり、いろんな表情がうかがえました。好天だったこともあり、逆光を狙った構図も目立ちました。大勢の観客、特に子どもたちの喜ぶ姿は、やはり観客とともにある大会だと、作品からもバルーンフェスタの素晴らしさを再認識しました。

 

◆審査委員…佐賀新聞社 デジタル報道部 部長 辻村圭介

【グランプリ】夜明け(黒木 丸生

 

講 評

朝焼けの中、次々と立ち上がり浮かんでいくバルーンのシルエットや太陽の光、濃い青空と白い雲の感じなど幻想的な写真です。対岸からこの一瞬を逃さずに撮影した作者のイメージを強く感じました。朝焼けと青空の交わりも一層美しさを引き立てています。

特別賞(ホテル龍登園賞・九州旅客鉄道賞・佐賀バルーンミュージアム賞)

【ホテル龍登園賞】バルーンさが駅通過!(宮原 典子)

講 評

嘉瀬川の水面に映ったバルーンがまるで鏡に映ったようなシンメトリーな構図で、この一瞬をうまく切り取った写真です。赤い列車や遠くの山並みも佐賀らしい風景を捉えていました。

 

【九州旅客鉄道賞】夢を乗せて(佐々木 弘紀)

講 評

朝焼けの中を走るラッピング列車とバルーンという見慣れた佐賀の風景を、川面に映った雲とバルーンも入れて画面構成良く撮影し、非日常感が出ています。作者の意図が感じられる一枚です。

【佐賀バルーンミュージアム賞】バルーンオールスターズ(上村 誠也)

講 評

3年ぶりに会場に詰めかけた大勢の人出の中、変形バルーンが集合した一枚。バルーンたちも観客の方を向いて行儀良く並んでいる表情がなんともいえません。

入選

水鏡(宮原 信隆)

 

見上げてごらん(金山 公子)

 

灯りあふれる(猪上 和彦)

 

いざ出発だぁ‼(田中 実)

 

とどけ(榊 愼也)

フライ・オン(末廣 周三)

 

空飛ぶくじら(野村 倫子)

 

観客超満員(吉田 隆)

 

やっと会えたね(栗田 敦)

 

緊急事態発生(杉谷 正昭)

佳作

ふわふわバルーン(石村 國男)

 

がばいもっこもこしとるばい(丸野 結子)

 

間近でバルーン(志岐 房子)

 

秋空に彩る(末永 吉勝)

バーナーチェックOK(佐藤 洋子)

 

会えました(中島 孝司)

 

せいれーつ!(前谷 豊文)

秋晴れのステージ(木下 康幸)

 

次はボクの番だワン!(中嶋 梨香子)

 

シャッターチャンス(久保 政行)

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